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バックオフィストータル支援サービス「BackofficeForce」の導入事例(株式会社アイスタイル様)

       
株式会社W-ENDLESS様

株式会社アイスタイル

コーポレート推進センター 経理財務本部
経理部 販管費グループ
藤平 悦子 様

【事業内容】
・美容系総合サイト「@cosme(アットコスメ)」の企画・運営
・関連広告サービス、マーケティング・リサーチサービスの提供

【従業員数】
1,208名(連結)
(2025年6月末日現在)

【会社HP】
https://www.istyle.co.jp/

導入の背景 事業拡大で経理の負荷と採用難が深刻化し、安定した体制構築のためアウトソーシングを検討。
導入の決め手 業務管理システムによる業務整理と属人化解消への期待と、専門性・チーム体制による安心感。
導入後の効果 業務の可視化と棚卸で月次決算が安定し、創出できた工数で改善が加速。BPO活用が社内の優先選択肢として定着。

アウトソースを検討しはじめた背景、その時のご状況や課題感を教えていただけますか?

事業の拡大に伴い、経理部門の限られた人手の中で一人あたりの負荷が増えてきている状況が続いていました。今までは採用を第一優先で対応していましたが、派遣含めて経理人材の応募自体が少なく、採用活動自体が年々難しくなっている実感がありました。
また採用できても”スキル”や”カルチャー”がマッチしなかったり、教育負荷に関しても課題に感じていました。人のスキルや入れ替わりに左右されない安定した体制を構築したく、法人へのアウトソーシングを本格的に検討しはじめました。

その中で、弊社を選定いただいた理由や決め手はありますか?

前提として、アウトソースして属人化することは避けたかったので、”チーム体制で支援してもらえる法人”にするということは決めてました。最初に10社に資料請求し、そこから4〜5社と面談、最後は2社に絞って部内で検討しBackofficeForceさんに決めました。
決め手は3つです。
①マニュアル作成と業務管理の品質に期待が持てたこと
打合せ段階でマニュアルを作成管理する業務管理システムが他社よりUI・UXに非常に優れていると感じ、業務整理スキルが高いだろうことも推測でき、当社の属人的になっている業務もスッキリさせてくれるのではないかと期待感を持つことができたこと。これが一番の決め手ですね。
②人材の会計知識・スキルが一定以上であること
母体が会計事務所であり、代表も会計士・税理士であり、経理経験の豊富な人材が揃っていること。そのうえで人によって違いが出る部分も、複数名のチーム体制で補完できると思えたことが2つめの評価ポイントでした。
③教育コストがなるべくかからない仕組みで稼働ができること
BackofficeForceさん側でプロマネが中心となりチームでの運用をまわしてくれるため、自社内での教育コストが不要と感じたことが3つ目のポイントでした。
付け加えると、初めてのアウトソース利用だったのでうまくマッチするか不安はありましたが、BackofficeForceさんは契約期間が「1ヶ月単位」なことと、営業段階から伴走感を感じられたことも大きかったですね。

あらためて、どのような業務をご依頼いただいているか教えていただけますか?

月初に集中する月次決算業務の伝票チェック、修正業務を依頼しています。
グループ全体の経理業務を我々の部門で対応しているので月2,000件程度の伝票がありますが、そのうち現時点で40%程度をBackofficeForceさんに担ってもらっています。

導入の効果として感じているものはありますか?

まずマニュアル化と可視化が進み、業務の分解・棚卸ができたことが大きいです。これまで一人が長く担当することで属人化していた業務に第三者かつ複数の視点が入り、新たな気づきやイレギュラー対応のマニュアル化が進んだ結果、月次決算を安定してスムーズに締められるようになりました。
イレギュラー発生時にはその判断基準や処理方法まで書き起こして形として残してくれるため、自社メンバーのみでは曖昧なままになりがちな部分も明確化されました。
さらに、お任せした分の工数が社内から減ったので、その分自社メンバーが業務改善や効率化の取り組みに時間を投下できるようになったことも大きな効果と感じています。
また、当社にとって採用は引き続き重要ということは変わりませんが、BackofficeForceさんとの取り組みの影響で、社員採用→派遣契約→アウトソースだった優先順位が、社員採用→アウトソース→派遣契約に変わってきていて、BPOに対する社内の認識も大きく変わりました。

ご利用いただいている中でのご感想を教えていただけますか?

お取り組み開始してから半年くらい経ちましたが、ご依頼した業務を月次サイクルでまわしていく中で、月を追うごとに作業スピードが速くなっていくことや、毎回マニュアルがアップデートされていくことは本当にありがたいです。
あと、ご依頼する際に我々がおこなうことはプロマネの方に業務を説明することだけで、基本的にはBackofficeForceさんがマニュアルを起こし、チーム内でのレクチャーもBackofficeForceさん側でおこなっていただけるので、引継ぎや教育コストがほぼかからないことも本当に助かっています。
社内だと頼みにくい業務やタイミングもあったりしますが、そういう時も相談できるBackofficeForceチームの存在に助けられています。(笑)

さらなる期待、ご要望がありましたら教えていただけますか?

現状は業務の安定稼働に向けた支援を優先してもらっていますが、今後は我々の業務内に潜む課題やボトルネックに対し、第三者目線での改善提案やレビューを更に積極的におこなってもらえるとありがたいです。
また、新たな業務のご依頼も今後検討したいと思っており、そこの領域でも業務分解やマニュアル化のご支援にも期待しています。
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