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徹底比較!おすすめの海外送金サービスを比較しながらご紹介

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海外送金(国際送金)とは、その名の通り日本の銀行口座から海外の銀行口座にお金を送ることです。海外留学や海外居住をする場合など、個人でも外国にお金を送金することがあります。現金を外国に直接持ち込むのは盗難や紛失等のリスクがあるため、銀行や海外送金サービス会社を利用するのが便利で安全です。しかし、海外送金を取り扱っている銀行や企業は数多くあり、サービスによっては手続きが複雑だったり、手数料が高かったり、送金に時間が掛かるものもあります。そこで本記事では初めて海外送金を利用する方でも安心して利用できるようなサービスをいくつかご紹介させていただきます。

海外送金の方法

海外送金の方法

海外送金の方法として主に以下の2つが挙げられます。

1つ目は、各種銀行を介して送金する方法です。三菱UFJ銀行みずほ銀行三井住友銀行などの普通の銀行や楽天銀行ソニー銀行などのネット銀行などでもできます。

2つ目は、銀行以外の「PayPal」「WesternUnion」「Transferwise」などの海外送金サービスを利用する方法です。

なぜかというと海外送金サービスを利用した場合は海外に送金する際に発生する「送金手数料」だけで済みますが銀行を利用した場合は以下の3つの手数料が上乗せされます。

受取手数料
受け取りをする現地の銀行で発生する手数料。

中継銀行手数料
送金した銀行と、受け取る銀行を中継する銀行で発生する手数料。

銀行独自の為替レートでの両替による手数料
銀行が実際に現地の通貨に両替する際に銀行独自が定めた為替レートで両替するため、本来のレートとの差額を手数料として徴収される。

大手銀行の具体的な手数料は各銀行の公式サイトでご確認ください。

また、海外送金サービスを利用した場合に掛かる日数が1~2日程度なのに対して銀行だと国や地域によって差がありますが、おおむね一週間程度と時間的な面でも海外送金サービスの方がおすすめです。

しかし、銀行でもネット銀行であれば比較的安く、短い時間で送金することもできます。具体例として楽天銀行を挙げると、送金手数料が1件750円と安価で、初期導入費用や月額利用料が一切かからない上に24時間ネットで送金手続きが可能なので、夜間も手続きすることができる利便性もあります。どうしても銀行で送金したい方や楽天銀行がメインバンクの方などにオススメです。

海外送金サービスの比較

海外送金サービスの比較

海外送金サービスには上記の「Paypal」「Western Union」「Transferwise」の3つのサービスが代表的ですが、それぞれの特徴をご紹介します。

PayPal

PayPal」は世界190カ国23の通貨に対応しているオンライン決済サービスで、メールアドレスさえ登録すれば相手の口座番号や名前がわからなくても簡単に送受金が可能です。使用方法も非常に簡単でのPayPalの公式サイトに登録してアカウントを開設するだけで送金サービスを利用することできます。

送金手数料については一回当たり499円(2021年4月20日現在)ですが外貨為替は手数料2.5%~4%を含んだレートとなります。

また、アカウントの開設費、初期費用、月額手数料、銀行口座への引き出し手数料は基本的には無料ですが、銀行口座へ引き出す金額が5万円未満の場合は1件につき250円の手数料が発生するのでご注意ください。

送金した代金は即時にアカウントに入金されますが、銀行口座への引き出しには最短で3営業日かかります。

手数料は対象となる国や地域によって異なる場合がありますので、より詳しい情報は公式サイトでご確認ください。

Western Union

WesternUnion」は全世界で約200カ国、50万箇所の取扱店を有するアメリカの大手金融会社です。送金方法はマイナンバーと本人確認書類などを持って取り扱い店舗で手続きをするだけです。日本国内の取扱店からは一回につき100万円まで送金することができ、送金手続き完了後、最短数分で受取ることが可能です。

送金手数料は送金する金額によって変動し、最小990円で最大9000円です。

また、オンライン送金やファミリーマートなどコンビニでの送金なども可能になったのでご自身の都合に合わせて選ぶことができます。

より細かい手数料は送金の手順などは公式サイトでご確認ください。

Wise

wise(旧TransferWise)」はイギリスの海外送金サービスで、このwiseの最大の特徴は国内送金を活用することにより送金のスピードが速く、手数料も安価に抑えることができるためです。wiseはリアルタイムの為替レートを使用し、上記で説明した中継銀行手数など余分な手数料が発生することはありません。

また、受け取りまでの所用日数もほとんどが1〜2営業日と銀行で送金するよりも安価でスピーディに行うことが可能です。

利用方法についても全てオンラインで手続きができ、海外居住方は日本の住所があればマイナンバーカードの提出をスキップすることも可能です。

公式サイトで手数料のシミュレーション計算ができるため送金を考えいる方は是非ご活用ください。

まとめ

まとめ

今回は、海外送金の基本的な手数料や仕組みに加えて銀行と海外送金サービスについて比較させていただきました。相手の名前や口座番号がわからなくても手軽に送金可能な「PayPal」、対応している国や通貨が多く送り先口座がなくても現地代理店で受け取れる「WesternUnion」、リアルタイムの為替レート採用により、最も安く送金できる「wise」。各海外送金サービスが違った特徴を持っているので用途に応じて利用してみてはいかがでしょうか。

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監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
慶応義塾大学商学部卒。監査法人トーマツにて会計監査、株式上場支援、企業の経営改善支援に従事。平成24年筧公認会計士事務所(現:税理法人BackofficeForce)を開設。常に現場に入り、経営者とともに課題に取り組み、経営者と常に相談しながら経営者のニーズに応え、解決策を導き出すことをモットーにしている。スタートアップ企業からIPO(上場)準備支援まで、あらゆる成長段階の企業のサポートをしており、税務会計顧問にとどまらない経営を強くするためのコンサルティングサービスに中小企業経営者の信頼と定評を得ている。東京商工会議所専門家エキスパート、セミナー実績多数。経営者向け人気YouTubeチャンネル「社長の資産防衛チャンネル」にも出演中。

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