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経理代行サービスを導入するメリットは?デメリットや注意点も解説

経理代行サービスを導入するメリットは?デメリットや注意点も解説
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経理代行とは、企業の経理業務の一部または全部を外部の専門家に委託するサービスです。人手不足や業務の属人化に悩む中堅企業にとって、有効な選択肢として注目されています。

一方で、経理代行にはメリットだけでなく、事前に理解しておくべきデメリットも存在します。両面を正しく把握したうえで導入することで、期待以上の成果につなげることが可能です。

本記事では、経理代行のメリット・デメリットを整理し、自社に合った活用方法や失敗を防ぐための判断ポイントを、経営者・管理部門の視点で分かりやすく解説します。

経理代行サービスを導入する6つのメリット

経理代行サービスを導入する6つのメリット

経理代行を導入すると、企業のバックオフィス体制にさまざまな好影響が生まれます。特に、限られた人員で運営する50〜300人規模の企業では、経理業務の在り方を見直すことで経営効率が大きく変わります。主なメリットは以下のとおりです。

  • 経理業務のコストを削減できる
  • 業務の属人化を防げる
  • コア業務に集中できる
  • 法改正に対応しやすくなる
  • 採用に関する不安を解消できる
  • 早くて正確な作業が見込める

これらのメリットを正しく理解することで、経理代行を単なる外注ではなく、経営を支える戦略的な手段として活用できるようになります。

経理業務のコストを削減できる

経理代行を利用することで、経理部門を自社で抱える際に発生するさまざまな固定費を抑えられます。例えば、専任担当者の人件費に加え、会計ソフトやサーバーなどの設備投資、システムの保守・更新費用も不要になります。

また、経理代行会社によるクラウド導入支援を活用すれば、仕訳入力やデータ集計などが自動化され、業務量そのものが削減されます。結果として、必要最小限のコストで経理体制を維持でき、無理のない形で人件費や運用コストの最適化を実現できます。

属人化を防げる

経理代行を利用することで、業務内容や進捗が可視化され、経理業務の属人化を防ぎやすくなります。経理は専門性が高く、人材不足に陥りやすいため、特定の担当者に業務が集中している企業も少なくありません。

その状態が続くと、担当者不在時に業務が止まるだけでなく、ミスや不正が発覚しにくくなるリスクも高まります。経理代行では、複数人によるチェック体制や業務ルールの標準化が行われるため、ブラックボックス化を防ぎ、安定した経理運用を実現できます。

経理業務の属人化を解消する方法とは?

コア業務に集中できる

経理代行を利用することで、社内のリソースをコア業務に集中させる時間が確保しやすくなります。コア業務とは、営業活動や商品・サービス開発など、売上や利益の創出に直結する業務を指します。

一方、経理は重要であるものの、日々の処理に追われやすいノンコア業務です。これらを外部に委託することで、経営層や管理部門は本来注力すべき意思決定や戦略立案に時間を割けるようになります。

限られた人員で成果を最大化するためにも、ノンコア業務を切り出すことは合理的な判断と言えるでしょう。

法改正に対応しやすくなる

経理代行を利用すれば、頻繁に行われる法改正への対応を専門家に任せることができ、実務への反映をスムーズに進められます。経理分野では、税制改正や会計基準の変更、電子帳簿保存法など、対応が求められる制度改定が少なくありません。

これらを社内だけで追い続けるには大きな負担がかかりますが、経理代行なら最新情報を前提とした処理が行われます。その結果、自社の経理担当者は情報収集や調査に割く時間を減らし、日常業務や改善活動に集中しやすくなります。

採用の不安を解消できる

経理代行を利用すれば、専門知識を持つ人材を自社で採用・育成する必要がなくなり、採用に関する不安を大きく軽減できます。経理人材は慢性的に不足しており、採用してもスキルや業務内容が合わないといったミスマッチが起こりがちです。

さらに、育成には時間とコストもかかります。経理代行であれば、経験豊富なプロ人材が即座に業務を担うため、採用リスクを回避しながら安定した経理体制を早期に構築できます。人材確保に悩む企業にとって、有効な選択肢と言えるでしょう。

早くて正確な作業が見込める

経理代行では、実務経験が豊富な専門スタッフが業務を担当するため、処理スピードと正確性の両立が期待できます。経理業務は仕訳判断や確認作業など、人の介入が避けられず、社内対応ではミスが起こりやすい領域でもあります。

経理代行であれば、複数人によるチェック体制や標準化された業務フローにより、こうしたリスクを抑えられます。

さらに、経理BPOバックオフィスBPOを活用すれば、単なる作業代行にとどまらず、業務プロセス全体の見直しや改善まで委託でき、継続的な品質向上につながります。

経理代行サービスを導入する3つのデメリット

経理代行サービスを導入する3つのデメリット

経理代行は多くのメリットがある一方で、導入前に理解しておくべきデメリットも存在します。特性を把握せずに進めると、想定外の不便さを感じることもあります。主なデメリットは以下のとおりです。

  • 社内にノウハウが蓄積されにくい
  • 情報漏洩のリスクがある
  • 即時対応が難しい場合がある

これらを踏まえたうえで、自社に合った活用方法を検討することが重要です。

社内にノウハウが蓄積されない

経理業務を代行会社に任せきりにしてしまうと、業務の進め方や判断基準が社内に残らず、ノウハウが蓄積されにくくなります。その結果、将来的に内製へ切り替えたい場合や、委託範囲を見直す際に対応が難しくなることもあります。

こうしたリスクを防ぐためには、経理代行を「丸投げ」にせず、定期的な報告会やレビューの場を設けることが重要です。業務内容や改善点を共有することで、社内理解を深めながら代行サービスを有効活用できます。

情報漏洩の危険性がある

経理代行を利用する場合、売上データや取引先情報、従業員の個人情報など、機密性の高い情報を第三者に共有することになります。そのため、情報漏洩のリスクがゼロになるわけではありません。

特に、セキュリティ体制が不十分な委託先を選んでしまうと、企業の信用問題に発展する可能性もあります。こうしたリスクを抑えるためには、委託先の情報管理体制やセキュリティ方針、経営の安定性を事前に確認することが不可欠です。

信頼できるパートナー選びが重要となります。

即時対応が難しい場合がある

経理代行を利用すると、社内で業務を完結させる場合と比べ、急な確認依頼やイレギュラー対応が発生した際に即時対応が難しいことがあります。特に、締切直前の修正や突発的な問い合わせが多い業務では、タイムラグがストレスになるケースもあります。

このような事態を防ぐためには、判断が必要な業務や緊急性の高い作業は社内で対応し、定型業務を中心に委託する運用が有効です。あわせて、緊急時の連絡方法や対応範囲を事前に取り決めておくことが重要です。

経理代行サービスの依頼先と費用相場

経理代行サービスの依頼先と費用相場

経理代行サービスの依頼先は、大きく以下の2つに分けられます。

税理士事務所・会計事務所

  • 記帳代行:月額6,000〜40,000円程度(仕訳数や依頼範囲により変動)
  • 決算業務:年額200,000〜300,000円程度(税務申告含む場合)
  • 給与計算:1名あたり1,000〜2,000円程度

経理代行業者

  • 記帳代行:仕訳数に応じ月約10,000〜30,000円前後が一般的(〜300仕訳程度)
  • 決算支援:10万円前後が目安(業者提供例)
  • 給与計算:従業員1人あたり1,500円前後が相場例です

いずれも、依頼する業務量や内容、仕訳数・従業員数によって料金は変動します。自社のニーズに合ったサービス範囲を見極めることが重要です。経理全般を包括的に依頼する場合、月額5万円〜20万円程度を目安とするケースもあります。

経理代行サービスの失敗しない選び方

経理代行サービスの失敗しない選び方

経理代行サービスで思うような成果が得られない事態を避けるためには、導入前の選定が重要です。価格や知名度だけで判断せず、自社の状況に合っているかを多角的に確認する必要があります。特に以下のポイントは事前に押さえておきましょう。

  • 依頼したい業務範囲を網羅しているか
    記帳や給与計算だけでなく、将来的な業務拡張にも対応できるかを確認します。
  • 円滑にコミュニケーションが取れるか
    定期報告や相談体制が整っているかは、運用後の満足度を左右します。
  • 導入実績は豊富か
    BackofficeForce株式会社は、50〜300人規模の企業を中心に多様な導入実績を持ち、業務整理から継続支援まで対応してきました。

これらを踏まえた選定が、経理代行の失敗を防ぎます。

経理代行サービスの導入は実績豊富なバックオフィスフォースにご相談ください

経理代行サービスの導入は実績豊富なバックオフィスフォースにご相談ください

経理代行は、コスト削減や業務効率化、属人化の解消など、多くのメリットが期待できる一方で、選び方を誤ると十分な成果が得られないこともあります。だからこそ、自社の課題や体制に合わせた設計と、継続的に伴走できるパートナー選びが重要です。

BackofficeForce株式会社は、50〜300人規模の企業を中心に、経理・財務・労務を含むバックオフィス全体の支援実績を積み重ねてきました。単なる作業代行ではなく、業務整理や改善提案まで含めた支援が可能です。

経理代行の導入を検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
監修|筧 智家至(公認会計士・税理士)
慶応義塾大学商学部卒。監査法人トーマツにて会計監査、株式上場支援、企業の経営改善支援に従事。平成24年筧公認会計士事務所(現:税理法人BackofficeForce)を開設。常に現場に入り、経営者とともに課題に取り組み、経営者と常に相談しながら経営者のニーズに応え、解決策を導き出すことをモットーにしている。スタートアップ企業からIPO(上場)準備支援まで、あらゆる成長段階の企業のサポートをしており、税務会計顧問にとどまらない経営を強くするためのコンサルティングサービスに中小企業経営者の信頼と定評を得ている。東京商工会議所専門家エキスパート、セミナー実績多数。経営者向け人気YouTubeチャンネル「社長の資産防衛チャンネル」にも出演中。

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